産地・樹種を知る
≪ホリモク≫
京都の植林は、室町時代から始まったと言われ、約600年にわたって、育林と木材加工の技術が培われてきました。
(さすが、京都1000年の歴史!です)
杉の緻密な年輪は、ゆっくりじっくり成長してき た証で、茶と白の優しい木目が特徴です。
ひのきは、その美しい白さ、ほんのりとした桃色が際立ち、上品な質感 を楽しめます。
ホリモク㈱は、茶箱の製造から始まった会社です。
1899年の創業以来、製材から、建築用のプレカットやオーダー家具、小さな木製品の製造まで自社で行ってきました。
1994年に主な原木の仕入れを米松から京都府産材に切り替えて、無垢材の良さを伝えられるように生産体制を変えてきました。
昨今の環境問題への取組から拡大した、地域産材利用の需要に応えられるように、公共施設から一般住宅の構造材・小物まで、多種多様な提案・製造販売を行っております。
最近では既存樹の活用の相談も増えてきており、細かな案件にも対応しております。
2022年には新たに高度なデザインに対応するために、3次元加工が可能なNCルーターや、造作用集成材を製造するためのフィンガージョイント加工機を導入するなど、新たな取り組みも進めております。