使い方事例 / 木や森のこと
サスティナブルって? エシカルって? 製品を選ぶだけでいいの?
2022.04.07(Thu)
最近よく目に(耳に)する「サスティナブル」や、「エシカル」という言葉。
新しく開発した商品のキャッチとしてもよく使われますよね。
「地球や社会、生物全体に配慮してつくられた製品」
なんだか買うだけで自分も貢献している気がして、心が温かくなります。
でもでも・・・。
そういう製品を選んでさえいれば、サスティナブルにエシカルに暮らせてるのでしょうか?
もっと大事なのは、
将来捨てることになるものを生活に取り入れない。
今あるものをゴミにしない。
「捨てない」ことなのでは?
人の生活は変わっていきます。
子どもは成長し、自分の好みも変わっていく。
住む場所も家族構成も変化し、生活スタイルが常に更新されていきます。
今の生活にぴったりで便利なもの。
それは、生活が変わったら、時代が変わったら、不要になるものが多いのではないでしょうか。
逆に、ずっと使えるものって、機能がシンプルで、使う側にちょっと一工夫が必要な場合が多いかも。
オート機能がたくさんついた電化製品より自分で設定できるもの、さらには、電気を使わない道具の方がずっと使えます。
(メーカー保証期間や部品在庫期間など気にしなくていいですもんね)
手や頭を使って、工夫しながらの暮らしは、まさに「消費」ではなく「生活」している。
そこには、生きがいや、愉しさも生まれてくるんだと思います。
私たちが、本当にサスティナブルに生きていくために必要なのは、
そういった「生活をする」力なのかもしれません。
「もくわく」は、森や環境のことを考えている人々が日本の木を使って作っています。
そして、購入後、どんな生活スタイルになっても、一工夫すれば、その時のスタイルに沿った使い方ができる。
大型ゴミで捨てられることはありません。